私たちの自然
第58巻 No.613 2017年11・10月号
特集 ガン
3 日本のガン、過去・現在・未来(呉地正行)
5 風力発電のガンへの影響(由井正敏)
6 高病原性鳥インフルエンザとガン類や水鳥類との関係(金井 裕)
8 雁の飛ぶ故郷を大切にする学習(植田 潤)
10 地球温暖化とガンへの影響(池内俊雄)
2 専務理事になって(名執芳博)
12 生きもののつながり 生きものピラミッド
ヒシクイの食べ歩きグルメ(戸島 潤)
14 生きもののつながり 生きものピラミッド
水面をおおう緑のじゅうたん、ヒシ(芦谷 美奈子)
16 秦野市指定の文化財特別公開 ―ニホンオオカミの頭骨展―(飯村 武)
19 連盟だより
21 日本の野鳥カレンダー2019写真募集
22 2017(平成29年)年間目録
24 使用済み切手・カード類提供のお願い/商品の注文について/バックナンバーの提供について/会費の有効期限の見方/広告募集/編集後記
ネイチャーフォト
昆虫の日光浴(伊藤信男)、ハゼノキ食堂(江口欣照)、
ものまねの木<20>(杉崎光明)
表紙のことば 野口好博(東京都小金井市)
マガンの越冬地 (2010年11月7日、宮城県登米市、伊豆沼にて撮影)
今日の食事は、そろそろ終わりにして、どのねぐらに移動しようか?
とでも話し合っているようなマガンの2羽、越冬地である伊豆沼近辺の田んぼでの会話でした。
近年は、鳥インフルエンザなどの感染症の恐れで、越冬地の分散化も図られていますが、環境変化や温暖化などの進展により、鳥たちから見て何処が住みやすく、また安全なのかということと、人間の生活とのバランスがさらに重要なことになっていくのではないでしょうか?
そんなことを思いつつ、シャッターを押していました。