私たちの自然
第59巻 No.619 2018年11・12月号
特集 冬の渡り鳥の現状
2 北海道における大型猛禽類の鉛中毒(齊藤慶輔)
5 身近な冬鳥の危機:いつの間にか減っていたカシラダカ(千田万里子)
8 冬の渡り鳥、コミミズク ―巨椋池干拓地を例に―(中川宗孝)
11 ご寄付をよろしくお願いいたします シマフクロウのためにできること
12 生きもののつながり 生きものピラミッド
ヨシ原とオオジュリン(秋山幸也)
14 生きもののつながり 生きものピラミッド
初秋のヨシ原に行ってみた(舘野 鴻)
16 第27回国際鳥類学会議と日本鳥学会2018年度大会に
参加してきました(連盟 調査研究室)
17 書評コーナー(矢島 稔)
18 連盟だより
19 インフォメーション
21 日本の野鳥カレンダー2020写真募集
22 2018(平成30年)年間目録
24 使用済み切手・カード類提供のお願い/商品の注文について/バックナンバーの提供について/会費の有効期限の見方/広告募集/編集後記
ネイチャーフォト
ハクセキレイの亜種(江口欣照)、植物豆知識<1>ヤツデの葉が八つに裂けないのは?(杉﨑光明)
スタッフだより
立山の短い秋(市田淳子)
表紙のことば 野口好博(東京都小金井市)
オオワシ (2月、北海道根室市東梅風連湖湖畔にて撮影)
風連湖は、豊かな自然の中、多くの海鳥が観察され、ラムサール条約登録湿地でもあります。冬場は、ほぼ全面が結氷し、周囲にあるアカエゾマツやトドマツ林で休んでいる多くのワシたちが餌を求めてやってきます。
オオワシは、オジロワシと並んでその中でも一際、大きな鳥で、冬の湖に君臨しており、主に魚、そしてたまには鳥も襲って食べる猛禽類であります。