私たちの自然
第56巻 No.600 2015年9・10月号
600号記念
2 『私たちの自然』600号を迎えて(矢島 稔)
3 『私たちの自然』600号に寄せて(河野洋平)
4 日本鳥類保護連盟と『私たちの自然』のあゆみ
6 常陸宮様との想い出(内田康夫)
8 日本鳥類保護連盟入会65年の回想(林 武雄)
9 “わたぜん”に導かれて学ぶ日々(松原巖樹)
10 トキにありがとう(江戸家猫八)
12 生きもののつながり 生きものピラミッド
人と自然、そして文化がつながる社会づくり(中村俊彦)
14 生きもののつながり 生きものピラミッド
空を飛ぶクモ 子グモのバルーニング(新海栄一)
16 第2回 リトアニア共和国との共同研究事業(室伏友三)
18 野田市のコウノトリ野生復帰(根本 崇)
21 減少し続ける鳥 イヌワシ(飯田知彦)
24 連盟だより
25 インフォメーション
27 書評コーナー
28 使用済み切手・カード類提供のお願い/商品の注文について/バックナンバーの提供について/会費の有効期限の見方/広告募集/編集後記
ネイチャーフォト
コスモスに集まる昆虫(伊藤信男)、身近な外来種(江口欣照)、ものまねの木<7>(杉崎光明)
表紙のことば
養蜂場のハチクマ 漆谷光名(広島県三次市)
(2014年6月25日、広島県三次市にて撮影)
ミツバチを飼育している場所に出かけました。周囲は雑木林に囲まれたすり鉢状の地形で、そこは飼育箱約40箱が置かれ、無数のミツバチが音を立てながら飛び交っていました。待つこと2時間、目の前に雌のハチクマが舞い降りてきました。鳥もミツバチもわれ関せず、距離は15m、ハチクマは数箱の周りをゆっくり一周。何も餌になるものがないことがわかったのか、大きく羽ばたいて大空に吸いこまれていきました。